ベトナムは今、旧正月【Tết】テトの時期です。
ベトナムのお正月に欠かせない
【Bánh chưng】バインチュンという伝統的な食べ物があります。
1月にお取り寄せして初めて食べた時の記事はこちら↓
このバインチュンを、昨日ベトナム人のお友達から頂きました(。-人-。)♡
ベトナム人のお友達は
「日本に住むベトナム人の友人が毎年作ってくれるので、○○(私の名前)の分も頼んでおきました。」
と私にも準備してくれていたんです( *´艸`)♡
嬉しい♡♡♡
「渡したいから会いましょう。」
と言ってくれて久々にお友達と会うことになりました。
お友達と私の家は、徒歩10分の近所です^^
久々に会ったお友達は、とても元気そうでした♡
そしてこちらがバインチュン。
想像していたよりも大きくて、重さにもびっくり( ゚ェ゚)♡
16×16センチで1.5kgで幅もあります。
これを作るのはとても大変で、10時間以上かかるそうです。
お友達に食べ方を詳しく伝授してもらいました^^
紐をハサミで切ってバナナの葉を丁寧に剥がしていきます。
中身の餅米にバナナの葉の緑が薄く色移りしていて、とても綺麗です。
ここからが集中。
縁起物なので包丁を使わずに紐で切るのですが、前回は失敗して上手くできませんでした。
今回は、ゆっくりやってみます↓
バインチュンを包んでいた紐を綺麗に洗って、細く裂いて4本の紐を作ります。
その紐を写真のようにバインチュンの上にのせます。8等分になるように置きます↓
ここまでできたら、上にまな板をかぶせて
一気にひっくり返します!!
↓
はい。
下に紐を敷いた状態になってます。
ここから、紐の端と端を持って持ち上げ中央に交差させてバインチュンを切っていきます↓
8等分になるように全ての紐を中央に集めたら
スポッと取って、完成です。
スポッ゚.+:。∩(・ω・)∩゚.+:。
成功しました♪
食べるときは
【củ kiệu】(らっきょう)を準備して
他にも、【Nước mắm】ヌクマムで作る美味しいタレをバインチュンと一緒に食べるように教わりました^^
教わった通り、準備完了したので
頂きます(。-人-。)♡♡♡
断面はこんなかんじです。
【Bánh chưng】バインチュンは塩で味付けされた豚肉と、緑豆を餅米で包んだものです。
四角は大地を表し、餅米と緑豆はすべての穀物を、豚肉はすべての動物、葉っぱはすべての植物を表していると言われます。
日本のらっきょう。
ベトナムの調味料ヌクマムで作った特製タレ。
(ヌクマム、水、甘味料、お酢、醤油)
タレの中の空にピントが合ってしましました。
もちもちで、本当に美味しい(>_<)♡♡
絶対に、日本人が好きな味です♡
ちまきに似ています。
少し味見してから、お友達のおすすめの食べ方でフライパンで焼いて食べました。
焼くと、美味しさ倍増します!!(>_<)♡
そのまま食べても充分美味しいんですが、タレにつけると本当に止まらなくなる美味しさです♡
母も「美味しい」と言って食べていました。
そしてらっきょうがよく合う^^
1切れ食べ終えて、もっと食べたい気持ちを押さえて我慢しました。
このバインチュンは1週間も日持ちするそうです。また明日食べます。
テトの時期だけじゃなく、1年中食べたいくらい本当に美味しいです♡
1年に一度このバインチュンを食べて無病息災を願い、先祖への感謝と共に家族の繁栄を祈るのだそうです。
お友達やその周りのベトナム人のことを見て、日本に住んでいても母国の文化を大切にするのって素敵だなぁと思いました^^