8月にホーチミンを観光した時に、インスタグラムで知った可愛いカフェ【HARU cafe】
こちらの【HARU cafe】で使用されていた、猫が真ん中に座った可愛いマグカップを制作している工房がホーチミンにある事を知り8月のホーチミン滞在中に行ってみたいと思いました。
「マグカップを作るワークショップに参加できますか?」
とメッセージを送ってみると、運良く予約が取れたので滞在2日目の朝に行ってきました。
【HaruCraft】35ĐườngSố17,PhúMỹ,Quận 7, ThànhphốHồChíMinh
ホテルから南へ車で30分。少し離れた場所になりますが、看板が目印となっていてすぐに見つけることができました。
入口には乾燥させている途中の作品たちが沢山並んでいます。
さっそく早速おじゃましまーす。
一匹の看板猫がお出迎え。
怪しいものじゃないか全身くまなくチェックされました(笑)
予約の名前を伝えて、マグカップ作りの説明を受けます。ベトナム人女性が英語で説明してくれました。
- ワークショップは90分。
- 1時間で形を完成させ、残り30分で色を塗る時間配分で行います。
- 色が塗り終わったら、乾燥させて焼いて仕上げるのに2週間かかります。
- 完成したら、ハノイの自宅まで郵送で送ります。
という内容でした。
まず最初に工房内に置かれた作品を見せてもらうことに。
すごーーい。マグカップ以外にも、お皿や箸置き、アクセサリーケースなどがありました。
マグカップの縁に小さい猫がつかまってる(笑)可愛いですね。
真ん中にワンコが座ってるマグカップ。このデザインを作りたいと伝えました。
端っこにある棚では、中に座るワンコ達が集めて乾かされてました↓
か、かわいい…(笑)
では、早速マグカップから作っていきます。
まずは、まん丸に整えた粘土に指でスポッと穴をあけ、少しずつその穴を広げていく作業。
先生に教えてもらいながらゆっくり丁寧に穴を広げてコップ状にしていきます。
先生のと比べたらだいぶ違うのは気のせいでしょうか。
ある程度、形が見えてきたら親指と中指を使って側面を一定の厚さに揃えていきます。
簡単そうで難しいです。
集中してやっていて、気がついたのですが私のマグカップ…サイズ大きすぎません?(笑)
見本のマグカップと比べると、こんなに違う^^;
これはフォーを食べる丼ぶりになっちゃった。
小さくしたいなら、もう一度初めからやり直ししないと作れないそうで…一旦こちらはボツに。
難しい。
もう一度慎重にやってみます。
四苦八苦してる私の向かいでは、お皿を作ってるお客さんが。隣のお客さんはトーストのお皿を作ってました。
ちなみに1クラス5人までだそうです。
次は上手く行きました。
マグカップの形が整ったら、高さを調節しながら上の部分をカット。
水に濡らしたスポンジで表面を滑らかにしたら、マグカップの持ち手を作っていきます。
棒状にしたら、カットして取り付ける。
ここまでで1時間。
やっとワンコを作る作業へ。
体と頭を作ったら、体は中を空洞にするそうです。
あとは、耳、尻尾をくっつけていきます。
作業中も、パトロールを休まない看板猫。
テーブルの上を歩き回っては、ガシャーンと物を落としたりして怒られてました^^;
可愛いけど、私のワンコを踏まないか怖い(笑)
手で守りながら作りました。
最後に色付けの作業に入ります。
色見本を見ながら、茶色で耳、黒で顔を。
ピンクでほっぺを塗ることに。
できた。
かわいい…(笑)
ちゃんと目が合う(笑)
ここまでで90分。ギリギリで完成しました。
集中してあっという間に終わってしまいましたが、めちゃくちゃ楽しかったです。
今回私が参加したこのワークショップは
70万ドン(¥4,130)で、完全予約制。
予約時にデポジットとして50%の35万ドンを入金する必要があり、残りは当日現金で支払いました。
出来上がった作品は、2週間後にハノイに郵送で送ってくれるとの事だったのですが2週間経っても何の連絡もないのでメッセージを送ってみると、
「仕上げの工程に時間がかかっています。もう少々お待ち下さい。」
とのこと。急いでないので、気長に待っていました。
そして何の連絡もないままマグカップを制作した日から1ヶ月…。
一通のメッセージと共に一枚の写真が送られてきました。
「マグカップは完成しましたが、あなたの犬の耳は取れました。」
え……?!?!

う、うそ………(笑)
ショックで固まってしまいました。
お店の方は
「もう一度ホーチミンに来て作り直して下さい。」
と言ってきました(笑)
遠くて行けないことを伝えてどうにか修繕をお願いしているところです。
制作してからもうすぐ1ヶ月と2週間。
今もまだ連絡を待ってるところです。
無事に耳がついて、手元に届くといいのですが…^^;
また進展があればご報告します。