紫陽花パークから中心部へ戻ろうとさっきのタクシーのおじちゃんの車に乗ると、
「16時まで70万ドン(¥4,000)で乗り放題どうですか?」と提案されました。
思いがけない提案に、ちょっとお友達とミーティング。
私達が今回ダラットで行こうとしていたスポットの1つに、中心部から離れた遠いコーヒー農園があって、そこまで通常のタクシー料金を事前に調べてみたら少し高かったんです。
この際、70万ドンで遠い観光スポットを何ヶ所か周っちゃえばだいぶお得なのでは。
ということで、交渉成立。
早速コーヒー農園へ行くことに。
ダラットの中心部から20kmほどの場所に位置する【Me Linh Coffee Garden】
ミーリンコーヒーガーデンへ到着。
ここでは、一面に広がるコーヒー畑を見たり、山々の絶景を堪能しながらコーヒーの試飲、また世界で一番高いと言われているジャコウネココーヒーを飲むことができるそうです。
まずはコーヒー畑を見学。
ちなみにタクシーのドライバーのおじちゃんが案内してくれました(笑)
これがコーヒーの実。初めて茶色くない状態を見ました。
隣の木には違う色の実が。緑、赤、黒と色の変化を見ることができるんですね。面白い。
赤い実を食べてごらん。と手にのせてくれるおじちゃん。
え?このまま?
んー美味しい。
一口食べると酸味の中に少し甘みのある不思議な味。実がほとんどなくて、皮→すぐ種といったかんじでした。
これがコーヒーになるんですね。貴重な体験です。
その後はコーヒー畑の上を歩けるようになっていてそこを歩きながら移動。
景色も最高でめちゃくちゃ気持ちいいーーー。
空も少しずつ晴れてきました。
どこにでも座れる椅子があって、ゆっくり景色を楽しめます。
しばらく行くと、ここから先はチケットが必要とのこと。すぐ後ろにあるカフェでコーヒーを買うと、そこにチケットがついてくるというシステムのようです。
上から3つの「Weasel」と書いてあるのがこのコーヒー農園で有名なジャコウネココーヒーです。
世界で1番高いと言われているジャコウネココーヒーは、Moka, Cherry, Arabicaの3種類から選べるようになっていました。香りを試させてくれます。
私達がオーダーしたのはこちらの2種。
ベトナムコーヒー用のステンレスフィルターで暫くコーヒーが落ちるのを待ちます。
完全に落ちたら、早速頂きます。
わーー美味しい。
私のはチェリーで、少し酸味があるフルーティーな味でした。アラビカはチェリーよりも少し苦味が強かったです。
お湯が入ったマグカップと氷が入った紙カップが一緒についてきて、こちらは苦い場合にお湯で薄めてアメリカンにしてもいいし、氷でアイスコーヒーにしてもいいそうです。
ちなみにこのジャコウネコのお値段は1杯11万ドン(¥644)ベトナムだからこのお値段ですが、日本だと1杯¥3,000したりすることもあるんだとか…。
コーヒーのチケットで中へ入ってみることに。ちなみに入場料チケット付の場合は1杯135kドン(¥790)と少し高くなります。
コーヒーを片手にフラワーガーデンや山々の広がる景色を堪能したり、とてもゆったりとした時間が過ごせました。
天気予報も外れて、青空が出てきました。
この後は、「天気がいいうちに」とちょっと遠くのケーブルカーに乗りに移動することに。
つづく。