ベトナムの生活にもすっかり慣れてきて、普段平日の昼間はひとりでローカルのお店を開拓するのが楽しい最近。
さすがに生物や魚介類は気をつけてますが、ローカル店のベトナムフードや氷の入ったお茶、氷入りのチェーは何の躊躇もなく食べています。
全くお腹を壊すことなく、健康。
きっとランニングの努力もあり、免疫もついて体が慣れたんだ。
「食中毒にならない強い体を手に入れた!」
と、自分を過信していたようです。
ある日の夜中、具合が悪くて目を覚ましました。
ムカムカして気持ち悪い、お腹がチクチク痛い、変な汗が出る、悪寒がする。
起きて、そのまま嘔吐と下痢でベッドに戻れないまま朝を迎えました。
「この感じ、食中毒だ。」と数年前の感覚を思い出しました。
その日、食べたものを思い浮かべてみたけど家で食事をしたので特にピンとくるものが見あたりません。
- 卵のチーズオムレツ
- 海苔の入ったお味噌
これ以外に怪しい食べ物がなかったので、たぶん卵のオムレツが生焼けだったのかな…
朝、主人を送り出した後が地獄でした。
熱が38.9度まで上がり、寝不足なのに腹痛と吐き気で眠れない。
主人に電話で「病院に行け」と言われましたが、救急車を呼ばない限り、一人じゃ歩く事もできない。それに、いつ吐くか分からないからトイレから離れられない。
その日は1日何も口にできずお水だけ飲んで、そのまま翌朝まで横になっていました。
翌朝、頑張ってシャワーを浴びましたが、シャワー中も立っている力がなくて、フラフラ。ドライヤーも着替えも辛い。
タクシーでなんとか病院まで行き、診てもらいました。
やっぱり「食中毒」だったみたいで、お薬を出してもらうことに。
ドクターが言うには私と同じ症状の人が最近、急増しているらしく、気温が上がってきた時期は特に気をつけて。とのことでした。
皆さん「食べ物」と「氷」にあたるそうです。
私はたぶん「卵」だったのかなぁ?
帰宅してからは、主人が作ってくれたお味噌を食べて熱も下がりだいぶ回復しました。
あーよかったー。3日で終わった。
体調が戻って、ふと冷蔵庫で保管していた「海苔」を取り出してみました。
これはオムレツを食べたあとに、お味噌に入れた「海苔」です。
普段は食べない、頂きもののベトナムの乾燥海苔で韓国のりみたいなパリパリ感があって美味しかったんです。
その海苔をよく見てみると、
ぎゃーーーカビが生えてる…!?
えーーーーー!!
私:「これじゃない?!原因。」
主人:「これだね。」
海苔は黒いので、カビがわかりにくかったので気が付かなかったのですが、表面にカビが…
開封したばかりだったはずなのに、これは盲点でした。
初めて食べるメーカーのものは要注意ですね。
未開封だから大丈夫、購入したばかりだから大丈夫、と油断せずに食べるときにちゃんと全て疑う必要があると学びました。
こんな小さいちょっとの海苔だけで、3日間も苦しい目に合うなんて、人間の体は弱いですね。
というわけで、原因は卵ではなく海苔でした。
ローカルフードじゃなく自分の作ったもので食中毒になるって悲しいです(笑)
これから夏になるので改めて気をつけようと思いました。
明日に続けます。