ハノイには【線香村】という100年の歴史をもつと言われる村があるそうです。
テト(旧正月)が間近のこの時期、ベトナムでは祭壇で線香を焚くため線香村は大忙し。
たくさんの線香が道端に並んでいるんだとか。
その風景を見に、ハノイ中心部から車で南へ1時間。
日本人のお友達が連れて行ってくれました。
広い道の端っこに並べられているのは線香の材料の竹。
日本の線香とは全く違い、ベトナムの線香は竹からできているんですって。
至るところに原材料である「竹」を積んだトラックが行き交っていて、普段見ているベトナムとはまた違った一面に出会えました。
竹を川に浸して干し、更に細く割いて最後に色を染めます。
この干されている線香がまるで花が咲いたように色鮮やかで美しいとのこと。
私もその景色を見ることができました。
これが線香のお花畑。
綺麗ですねーーーー♡
この線香は鮮やかなピンク。
色にも意味が込められているといいます。
少し離れた場所には、今度は赤の線香が。
赤は「内なるエネルギー」という意味があるらしいです。
真っ赤に染められた線香を台車から下ろして、一束ずつ地面に開いて干していきます。
手作業で並べられていく線香は見事に一瞬でパッ!と開いてどんどんお花が咲いていく。
見事な手さばきに、見とれちゃいます。
ニコニコのおじちゃんにはカメラ目線ももらいました^^
見学させてもらっていると、ふと奥の線香に紛れた何かが…
え!(笑)
か、かわいい…。
これは……(笑)
線香と同じ色に染められたわんちゃん。
線香と同じ赤い髪が似合ってます(笑)
線香の中にいると、本当にわからないくらい一部になってました。
ベトナムの風物詩【線香村】を見れて、可愛いわんちゃんにも出会えてまたひとつ思い出が増えました。
また明日に続けます。