最後の日に向かったのは、サパ中心部から車で約1時間離れた場所にある【Ta van】タバン村です。
サパには、「黒モン族」が暮らすカットカット村、シンチャイ村、タバン村。「ザイ族」のラオチャイ村。「タイー族」のバンホー村。「赤ザオ族」のナムトウン村。「花モン族」のバンフォー村などと多くの民族が暮らす村があります。
初日に訪れたカットカット村は、中心部からも近く観光客用に整備されていたようですが、これから向かうタバン村は特に観光地化されていないようです。
なので、本来の村の人々の暮らしを見られるんだそう。
タバン村へ向かう車の中からの景色すらも、もう綺麗。
朝の光でキラキラしていますね。
到着しました。
こちらがタバン村の入口。
お邪魔します。
のどかなこの静けさがいいですね。
ここで暮らす民族は、黒モン族、中国をルーツに持つザイ族なんだそう。
人々の村の暮らしを少し覗かせてもらってる感覚。
山があって畑があって学校があって、犬もたくさんいます。
繋がれていないワンコ達がのびのびと暮らしていました。自由に駆け回って、楽しそう。
ちなみに犬はベトナム語で【chó】チョー
犬だけじゃない。牛もいます。水牛?
ハノイにも道端に牛がいるので、私達はもう慣れてきましたが日本からここに来たら少し驚いてしまうかもしれませんね。
どんどん歩くと少しだけカフェなどのお店がありました。店内はお客さんゼロのよう。
途中で観光客の団体とすれ違ったり、韓国人や欧米人を見かけたのでここも少しずつ観光客が戻ってきているみたいです。
笑顔が素敵な少数民族の皆さん。
若い方から高齢の方まで流暢な英語で驚きました。
しかも発音が綺麗。聞くと旅行客との会話で英語を身につけたそうです。
眺めのいい場所まで連れて行ってくれました。
自然がいっぱいで空気が美味しい。
綺麗な場所。いい眺めですねーー。晴れて本当によかった。
少数民族の方々は、歩きながら器用に麻の紐を編んだり民芸品を作っておられました。
このおばあちゃんが手に下げている民芸品の刺繍ポーチ、めっちゃ可愛いくないですか♡↓↓
なんて綺麗な色。ひとつひとつ手作業で作り上げて出来上がる模様なんだそうです。素敵ですね。
少数民族の方々、30分くらい一緒に歩いてて一度も物を売ろうとしてこなかったけど、最後に一気に皆言ってこられました。
青いポーチは自分用に、他のはお友達へのお土産に5つ購入しました。
可愛いー♡♡これはいい思い出になる。
本当は最初、1つ20万ドン(¥1,140)と言われたのですが、すかさずリーさんが入ってきてすごい勢いで交渉。5つで37万ドン(¥2,100)になりました。
リーさん、すごい。
最後にタバン村のカフェで一休み。
たくさん歩いたので冷たいアイスティが美味しかったです。
7歳の妹ちゃんが私の隣に来て、メニューにある果物のベトナム語の発音を教えてくれました^^
バナナは【chuối】チュオイ
レモンは【Chanh】チャン
犬は【chó】チョー
単語が増えて嬉しいです^^
サパ観光の記事、明日で最後になります。
つづく。