ホーチミンの激安ホテルの部屋に、冷蔵庫がなかったので冷たいお水を求めて、滞在中に裏のカフェへ何度か買い物に行きました。
ご家族らしき人達で営んでいるようなローカルのカフェで、ニコニコしたご夫婦が感じがよかったです。
私の泊まっている部屋から見える程の距離で、本当にすぐ目の前なんです。
気温35℃の中、冷やされたペットボトルのお水がありがたかったです。このカフェがあって本当に助かりました。
初日の夜、ここのご夫婦はドライヤーがないと騒いでいる私に電気屋さんを探してくれたりとても親切にしてくれました。
結婚式も終わり一人ホテルに戻ってきた2日目の午後、お礼がてらコーヒーでも飲みに行ってみることに。
アイスのベトナムコーヒーをオーダー。
お店の奥さんが、私が座ろうとした椅子を移動させて、このハンモックに触るようにジェスチャーで伝えてきました。
えっ 「いや、椅子で大丈夫^^!」
と伝えましたが「いいからいいから〜」といった様子で引っ張られ、ハンモックへ。
あっちのおじちゃんもハンモックに座ってる↓
ベトナムでたまに見かけるハンモック、座ったことなかったけど、この日初めて座ってみました。
ハンモック、座り心地最高ですね。こんなに良いって知りませんでした。
足も腰も楽だし、体が伸びるー。
気持ちいい風も吹いて、とっても心地いい。寝ちゃいそう。
最終的にちょっと寝てました(笑)
田舎の山奥、知ってる人も誰もいないから、だいぶ開放的になっていたようです。
ここでハンモックに揺られながら、本を読みました。
今回の旅で持参していた辻村深月さんの「青空と逃げる」という小説。
母親と5年生の男の子の逃避行のちょっと暗いお話。緊張感や恐怖、などの重たい世界観から始まりますが、その街で出会いと別れを繰り返し、登場する人々の温かさが描かれています。
作品の中に出てくる
「辛いときは誰かに助けを求めていい。」
というセリフが印象的でした。
「助けを求める」って当たり前だけど、勇気がいる事だしなかなかできそうにないですよねって
書きながらも、「ドライヤーを貸して」と隣の部屋の宿泊客やカフェの店員さんにまで助けを求めていた自分の姿を思い出しました(笑)
何の躊躇もなく助けを求めていた。
この旅で自分の事をよく知れました(笑)
親切にしてくれた方々みたいに、私も困っている人がいたら助けようと思います^^
明日に続けます。