昨日の続きです。
ベトナム人のお友達の、お兄さんの結婚式に招待された私。
お友達は、私に白いアオザイを着てくればいいと言ってくれましたが、主人の会社のお世話になっている年上のベトナム人女性ドゥンさんに相談してみると意外な答えが返ってきました。
結婚式の規模や、私が招待された状況などを細かく聞いてくれた上で、
「アオザイを着ていくのはおすすめしません。」
とのこと。えっ!
アオザイは結婚式では『親族が着用するもの』らしく、マナー的に私はアオザイではなくドレスを着用したほうがいいみたい。
うわーー聞いてみてよかった^^;
(披露宴のみの出席であれば服装は何でもいいそうです。)
ベトナムの結婚式は、日本と少し違っていて細かいマナーはなく基本的にゆるいようですが、一応「できればこうした方がいい」というものがあるそうです。
結婚式のお呼ばれドレスの選び方も、ドゥンさんのアドバイスを参考にしながら探しに行ってきました。
〈参列者の服装〉
①黒やネイビーなどの暗い色は避ける。
日本だと参列者のドレスはシックなネイビーなどが無難ですが、ベトナムでは暗い色はお祝いの席にふさわしくないとされるそうです。
②参列者のドレスの色は白か赤が好まれる。
参列者のドレスで1番ベターなのが白か赤なんだそう。日本だと主役の花嫁さんの白と色が被って大丈夫なのか心配になりますが、ベトナムでは全く問題なし。
赤や白じゃない場合は、ピンク、イエロー、オレンジなどの明るい色がいいと教えてもらいました。
これを踏まえてハノイにあるドレスショップへ。
何軒か周りましたが、可愛すぎたり派手すぎたりで、うーーんちょっと着れそうにない^^;
というか絶対に着れそうにない(笑)
肩出しミニ丈のドレスが多く、ロング丈の自分好みのデザインのドレスを見つけても、色が黒やネイビーしかなくて断念。
店員さんも「結婚式では黒はちょっと…😟」という反応でした。
黒は絶対に着てはダメな訳ではないらしいのですが(実際に着てこられる方もゼロではないらしいです。)せっかくの機会だし私はベトナムのマナーに沿った身だしなみで行きたいなぁ。
布を買って1からお仕立てで作る手もありますが、何しろ時間がない。
ローカルのドレスショップでは見つからなかったので、ZARAやH&Mに行ってみました。
時間もないし色々迷って、最終的にこちらのロングドレスを購入。
お友達にもドゥンさんにも「寒色より暖色がいい」と言われたのもあり、サーモンピンクベージュ。
光沢感のあるAラインのドレスだったのですが、お仕立てで少しマーメイドっぽい形に直してもらいました。
バッグはドンスアン市場で見つけた小振りなオケージョンバッグ。
ベトナムの結婚式では、靴はヒールの綺麗めなものであれば指が見えるサンダルでも大丈夫とのことだったので、持っていたサンダルを合わせました。
ピアスは持っていたパールのものを。
アクセサリーでドレスアップすれば何とか完成。
今回は時間がない中でよく集めた、と思います(笑)
ドレスや靴など、これで大丈夫そうかチェックしてもらい、最後にドゥンさんにご祝儀についてのマナーを教えてもらいました。
ご祝儀はこういう封筒に入れるそうです↓
今回はドゥンさんが封筒を準備してくれましたが、ハノイの郵便局で購入できます。
左上に自分の名前。右下にお祝いのメッセージを手書きで書いて、日本と同じように綺麗なピン札を入れます。
【Chúc mừng hạnh phúc hai bạn!】
(ご結婚おめでとうございます。お幸せに。)
とメッセージを書きました。
ご祝儀の金額の目安は、大体こんな感じだそうです。
- 親戚 100万₫〜300万₫(¥5,000〜¥15,000)
- 友人 50万₫(¥2,500)
- 知人 20万₫(¥1,000)
式によっては、当日に受付で封筒に名前を書いて包む場合もあるようです。
結婚式の一週間前でやっと全ての準備ができました。
初めての体験で、勉強になることばかり。
バタバタしながらも準備している時間、楽しかったです^ ^
つづく。