「今日は本を読もう」
と決めて、朝からゆっくり長居できそうなカフェを探して出かけました。
(※2012年12月29日現在このエリアは新型コロナの影響で店内飲食不可となっています。)
【Eastern and Oriental Tea House and Coffee Parlour】
タイ湖に面した大きいカフェ。
席数が多いので、ここならきっと混雑することなく座れると思い早速入ってみます。
クリスマス前だったので、入ると大きいツリーが^^
店内には、スイーツがショーケースにずらりと並んでいます。すごーい。美味しそう♡
「お菓子で作られたお家」が可愛いですね。
何を頼もうか迷っていると店員さんが、ビーガンのクッキーをおすすめしてくれたので言われたままそちらを1つオーダー。
奥に階段があって2階、3階、4階とずっと席が各階にあります。登っていくと大きいソファー席や窓際のテラス席。
1番上のテラス席はすごい景色が眺められるみたいです。カップルがくつろいでいたので景色の写真だけ撮らせてもらって引き返すことに^^
2階のテラスの1番端っこに落ち着きました。
ここの景色も綺麗♡
気温もちょうどよくて風が気持ちがいいです。
【Cappccino】45,000d(¥225)
【Cookie】10,000d(¥50)
温かいカップチーノ、美味しい♡
クッキーの方はビーガンのようです。食べてみるとムチッと食感。これも美味しいーーー♡
さーて、読もう。
日本の友達が私が小説好きなのを知っているので、先日一冊の本を送ってくれました。
送ってくれたのはこちら↓
「あたしの一生」Ready Dee/江國香織訳
うれしい時も、悲しい時も、あたしたちは一つだ。いまも、そして、いつも。江國香織の翻訳で贈る、愛のために正直に生きた一匹の猫の胸に迫る物語。
猫のダルシーの一生を描いた物語で、全てが猫目線になっているお話なんです。
人間は自分のペットを「うちの犬」や「私の猫」などと言いますが、ダルシーも飼い主のことを
「あたしの人間」と話します。
生まれて、あたしの人間と出会って、長い時間一緒に過ごし年をとって、病気になって一生を終える。
人間と猫の愛が描かれていて、最後はお別れをするんですが読んでいて目に涙が浮かびます…
---------------少しネタバレします…----------------
飼い主である「あたしの人間」がダルシーに
『ダルシーは20年も、それ以上も生きるわよね?約束してくれる?生きるわよね?』
って言うシーンがあるんですが、ダルシーは
『あたしは何も約束できない。つねに今この瞬間だけがあたしから彼女への贈り物なのだ。』
って言うんです。
私は今年愛犬を失ったので、重なってしまいました…。
私も同じことを愛犬に言っていました。
『ふうちゃん、もう少し生きてて。お願い。20歳まで生きてて。お願い。』と。
ふうちゃんもダルシーと同じように思っていたのかなぁって考えました。
一緒に過ごせているその瞬間が贈り物って本当にその通りですよね。
ペットだけじゃなくて、親やパートナーや友達もみんな。
今一緒にいれることが贈り物。
2時間ほどこのカフェに居座ってしまい読み終えてしまいました^^;
ゆっくり何日もかけて読むつもりが、一気読みしちゃうくらい素敵な本でした。
隣に座っていたベトナム人女性も小説を読んでいたので、本を読むのにおすすめのカフェかもしれません。
小説ってどこで読んでも別世界へ連れて行ってくれるので不思議ですよね。
友達、また本送ってほしいなぁ♡
また明日に続けます^^