去年、【水彩画】を通じて出会ったお友達。
日本から仕事でハノイに引っ越してきて、私の大切なハノイ友達となりました^^
一緒に色んなところへ出かけるのがとても楽しいです。
偶然にも、彼女も小説が好きでスーツケースに小説を入れてハノイに持ってこられていました。
私も限られたスペースに入る分だけの小説は持ってきたものの、ほぼ読了したものばかり。
そんな私に読んだことない2冊の小説をお友達が貸してくれました♡
- 【お探し物は図書室まで/青山美智子】
- 【52ヘルツのクジラたち/町田そのこ】
読んだことある方おられますか?
青山美智子さんも町田そのこさんも、私は初めてです。
日本の小説がなかなか手に入りにくいハノイで、新しい本が手元にやってきてくれた喜びに浸りながらゆっくりゆっくり読みました。
お気に入りのカフェで本を読む時間。
【お探し物は図書室まで/青山美智子】
お探し物は、本ですか? 仕事ですか? 人生ですか? 人生に悩む人々が、ふとしたきっかけで訪れた町の小さな図書室。悩む人々の背中を、不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない本のセレクトと可愛い付録で、後押しします。明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。( Google Booksより引用)
この本は、何人かの登場人物がそれぞれの人生を歩む途中で同じ図書室に向かい繋がるという心温まるお話でした。
読んだあとはほっこりする一冊。
新しい本を読んでる時間が嬉しいはずなのに、読み終わってしまうのが嫌で、わざとゆっくり読んでしまいます。
自分の手の中で本のページ数が減っていくのが切ない。
もう一冊はこちら。
【52ヘルツのクジラたち/町田そのこ】
52ヘルツのクジラとは―他の鯨が聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で一頭だけのクジラ。たくさんの仲間がいるはずなのに何も届かない、何も届けられない。そのため、世界で一番孤独だと言われている。自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる―。
(Google booksより引用)
この本は、最初から最後まで10ヶ所くらい涙が出ました。
子供の虐待が大きく取り上げられているので胸が締め付けられる辛さがあります。
作品の中で出てくる “52ヘルツのクジラ” が気になって、実際にYouTubeで調べてクジラの声に聴き入ってしまいました^^;
私と同じようにこの小説からこの動画へたどり着いた方は少なくないみたいです(笑)↓
眠れない夜にクジラの声を聴くとよく眠れるんだとか。
興味がある方は是非見てみてください。
お友達のおかげでハノイでも新しい日本の小説を読めることに感謝します。
また明日に続けます^^