ローカルの飲食店がずらーっと並ぶタイ湖エリアのとある通りにやってきました。
観光地のローカル店ではなく、ちょっと中心部から離れた本当のドローカルなお店にもひとりで難なく入れるようになったらもっと世界が広がりそう。
この通りには【Cơm Bình Dân】コムビンザンというベトナムのプレートごはん料理の看板が多いみたいです。
コンビンザン、まだ未経験なのでちょっと食べてみたい。
【Cơm】コム=ご飯
【Bình Dân】ビンザン=平民・庶民
という意味で「大衆食堂」のことのようです。
中でもめちゃくちゃ混んでるお店を発見。
賑わっているからきっと人気なんだ。
隣もコムビンザンのお店のようでしたが、お客さんはゼロです。
何なんですかねこの差は。
混んでる方は、こちらの看板が目印。
【Quán Phở 3 Chị Em 】11 P. Đặng Thai Mai, Quảng An, Tây Hồ, Hà Nội
お店の名前が、調べるとベトナム語で
❝3姉妹❞という意味でした。
入り口にはベトナミーズおかずが盛られたお皿がずらりと並んでいて、お客さんが指差し注文しています。
ご飯を盛った容器に、好きなおかずをのせてもらって量でお会計が変わるというスタイル。
デリみたいで楽しそう。
私の前に並んでいたアラブ系の大きい男性が
『ごはん、大盛りにしてくれ。』
と行って容器にてんこ盛りの白米をもらっていました。その上に山盛りのおかず。
私もマネして指差しオーダー。
おかずはどんな味か見た目だけじゃ分からないけど、直感で選んで「cái này」(これ)「cái này」(これ)と注文してみました。
ごはんはお店のお姉さんの方から
「Small?」(少なめ?)
と聞いてくれたので「Yes」と答えて少なめに。
何も言ってないのに聞いてくれるってことは、お客さんのベトナム人女性は少なめにする人が多いんだと思います。
スープはセルフサービスです。
自分で入れて席に運びます。
なんだか給食みたいで楽しい。
これが初めて食べるコムビンザン。
ちなみにお値段は60.000d(¥300)でした。
スープはタダみたいで、おかずによって値段が変わるシステムです。
私が指差しで頼んだおかずはこんなかんじ。
何か分からなかったものは、食べたら分かりました。マッシュポテトと、海苔で巻かれたつくね。
キクラゲときのこのソテー的なものも入ってました。
このコムビンザン、めちゃくちゃ美味しくてびっくり。
味は基本的に塩ベース。
薄味なので素材の味が楽しめて、野菜もお肉も本当に美味しい。
トマトの肉詰めや海苔で巻かれたつくねも、手が込んでいてめちゃくちゃ美味しかったです。
お米はパラパラのベトナム米だと思いますが、全然気にならない美味しさ。
どれも薄い塩味なのでテーブルの調味料で味を変えたりしても面白そうです。
最後は黒胡椒をかけて食べました。
スープは緑の野菜が入っていて、優しい味。
この白い若いトマトのような野菜は、スープの側にあったからスープに入れるのかと思って入れたのですが
たぶん間違ってると思います^^;
食べたらピクルスのような味だったので、きっとごはんに添えるお漬物だったのかも。
初めて食べるローカルのコムビンザン、最高に美味しかったです。
「オーダーするのが難しいので最初はベトナム人の人と一緒に行った方がいい。」
という話も聞いていたけど、ひとりで何とか楽しめて大満足です。
違うお店のコムビンザンのおかずも見てみたいので、また見つけたら行ってみようと思います。
また明日に続けます。