日々、頭の中に描きたい絵が浮かんできて、
「水彩絵の具」「アクリル絵の具」どっちで描こう?
と考えるのが最近の幸せな時間です。
一人じゃ描けそうにないと思ったら、油絵の教室に行きます。
過去に、立体的な「雲」の描き方や「波」の描き方を教わりました。
そしてこの日は、ハノイの風物詩のひとつひとつでもある「蓮池」の絵。
先月でシーズンも終わり、花屋さんにはまだ蓮の花束は並んでるのは目にしますが今年の蓮はほぼ見納めとなりました。
そんな「蓮池」を油絵で絵にして残そうと思います。
参考にする絵をお手本に、まずは鉛筆で下書き。
先生の愛犬、ビーグルのシェリーは今日は私の向かいの席で見守ってくれてます。
今日も大人しくていい子。本当に可愛いですねーー。
下書きが終わったら、どこから塗るのか迷ったので先生に聞いたら「背景」から塗ると教えてもらいました。
先生は「黒」を絶対に使わない派なんです。だから、教室には黒い絵の具は一つも置いてません。
代わりに焦げ茶を混ぜて暗いカラーを作ります。
この暗いブルーグリーンで背景を塗っていきます。
これは、簡単。
なにも考えずにただ背景を塗るだけ。
後で学びましたが、ここで葉っぱのぎりぎりまできちんとムラなく塗っておいた方が良かったです。
次は葉っぱを塗っていきます。
どこから塗ればいいんだろう。
「こういう時は好きな葉っぱから塗っていいの?」
という、ふとした疑問に先生が手前から塗ると教えてくれました。
青とピンク、そこに肌色を混ぜてラベンダーカラーを作ります。
葉っぱを塗っていきます。
実際の葉っぱは緑ですが、今回描きたい絵は空想の世界にあるみたいな色使いの「蓮池」なので、葉っぱも好きなようにアレンジして塗っていきました。
使いたい色をいくつも作って、パレットに準備させたら葉っぱにのせていきます。
ひゃーーめちゃくちゃ綺麗。
個人的にすごく好きな雰囲気。
集中しすぎて途中経過の写真を撮るのを忘れてましたが、ひとつひとつ個性のある葉っぱを色をのせていく作業は何もかも忘れて楽しめる幸せな時間。
めちゃくちゃ綺麗。
色ってすごいなー。
何色も組み合わさるだけで表情も変わるし存在感が増しますね。
先生も
「It's so beautiful! I like it!」
と褒めてくれました。
2時間のレッスン予定だったけど、終わりそうもなくて…急いで描いていたら
「急いで描いたら作品に出ちゃうから、急がないで。終わるまで付き合いますよ。」
と言ってくれて、結局3時間近くかかり出来上がりました。
シェリーもうとうとしながら待ってくれました^^
乾燥させるのに2週間必要なので、後日受け取ってきた絵がこちら。
わー綺麗。
めちゃくちゃ好きなコントラスト。
今回はキャンバスの側面まで絵を描きました。
側面を描くと奥行きが出る感じがして好きです。
お気に入りの絵がまた増えました。
また明日に続けます。