ベトナムではテト(旧正月)でバインチュンを食べる習慣があります。
私はこれが大好きで、毎年この時期に食べるのが楽しみ。日本でいうお節やお雑煮みたいな感じかもしれません。
今年はお掃除に来てくれているベトナム人女性のレーさんが、手作りしてくれたバインチュンをバイクで持ってきてくれました。
レーさんが持ってきてくれたバインチュンは、食べたことない丸くて長い形。
調べると北部では、一辺20cmほどの四角い形。
南部では長さ約30cmほどの円筒状の形で【Bánh tét】バインテットと呼ばれているそう。
縛られた紐をといて、バナナの葉を剥がすと、中には綺麗な黄緑の餅米が。
葉っぱのグリーンが餅米に移って、この色に染められているらしいです。
縁起ものなので、包丁を使わずに紐でカットしていきます。
カットした断面はこんな感じ。
豚ばら肉とすりつぶした緑豆が入っています。
ちなみに四角いバインチュンは「大地」
今回の丸い形は「空」を表しているそうです。
これをオリーブオイルをひいたフライパンで裏表こんがり焼いていきます。
オリーブオイルでこんがり。これは私が勝手にやってることなので、伝統ではないです^^;
らっきょうを添えたらできあがり。
らっきょうを一緒に食べるのはベトナム人のお友達に教えてもらいました。
こんがりした表面。
外はカリカリ、中はモチモチ、熱々のバインチュン、めちゃくちゃ美味しいです。
中の具と、甘酸っぱいらっきょうが相性ばっちり。
私はこれが大好きだけど、主人は苦手らしく毎年一個も食べないので残りは一つずつラップして冷凍庫へ。
しばらく朝ごはんに楽しもうと思います^^
日本でも旧正月の時期限定で食べられるお店があるみたいなので、気になる方はぜひ。
ではまた。