昨日の続きです。
その前に、昨日の皆さんの優しいコメントがとても嬉しかったので、お礼を言わせてください。
いつもありがとうございます。
たまたま入った雑貨屋さんで、油絵を教えてくれるという素敵なタイ人の女性と出会いました。
油絵のワークショップは本来はやっていないらしいのですが、特別にこの日教えてくれることに。
「手ぶらで来て大丈夫です。」
とメッセージをもらったので当日、ワクワクしながら手ぶらでお店を訪ねました^^
ちなみに料金は2時間で250k(¥1,250)です。
到着すると、キャンバスと絵の具、エプロン、手袋が準備されていました。
紅茶を入れてくれて、先生と少しおしゃべり。
結婚されてベトナムで暮らして6年になる先生は、絵は水彩画、アクリル画、油絵を描かれていて、絵以外にもジュエリー作成やあらゆるハンドメイドのワークショップを開催されているとのこと。
その作品もどれも素敵なものばかりでした。
「今日はどんな絵が描きたい?」
と聞かれ、雲の絵を描きたいと伝えました。
油絵に使うオイルは2種類。絵の具に混ぜて使うものと、筆を洗うもの。
まずは鉛筆で雲の下書きをします↓
下書きを終えて
「空と雲、どっちから塗るんですか?」
と質問すると、
「一度目を閉じて。目を開けてキャンバスを見たときに、空と雲のどちらにあなたはインスピレーションを感じましたか?」
と聞かれました。
言われた通り目を閉じて、開けてみると、雲がメインではあるけど空のグラデーションもポイントだったので「空」と答えました。
というわけで、空から早速塗っていきます。
絵の具とオイルを混ぜ合わせて、滑らかな状態になったらキャンバスの上から色をのせていきます。
上にターコイズブルー、下に青みがかった水色を塗ったら、2色の間をオイルだけをつけた筆でぼかしていく。
面白いー♡
だんだん2色が混ざり合ってグラデーションになっていく様子が綺麗。最高に癒やされる瞬間。
水色の下は、夕空っぽいコーラルピンク→サーモンピンク→オレンジに。
空のグラデーションが描けたら、いよいよ雲に。
雲はベースになる薄いピンクをまず塗っていくそうです。
これは簡単^^
そのあとは、影を薄いブルーを使って描いていきます。
上から光が当たっていると想定して塗っていく。
だんだん難しくなっていきます。
逆に雲の上の部分は明るい白で光と影の差別化をしていきます。(この時はオイルを混ぜずに絵の具のみをベタ塗り)
難しいけど、楽しい。ずっとワクワクしっぱなしです。
最後は薄いグレーで立体感を作る。
雲、できた。
すごーい!ちゃんと雲になってます。
最後は夕空から夜になりかけてる空に星を散りばめて、完成。
白い絵の具を細い筆でちょんちょんするだけで立派な星空になりました。
この日、2時間のワークショップで完成した絵がこちら↓
夕方から夜になりかけてる空の表情がすごく優しくて好きです。雲もモコモコで存在感があってすごくエネルギーを感じる。
油絵ってこうやって描くんだ。
曇ってこうやって描くんだ。
って毎秒毎秒、感動しながら過ごした2時間でした。
先生とも仲良くなれて、嬉しかったです。
「いつでもまた来てね」と言ってくれたので、また絵で分からないことがあったら連絡すると約束しました。
この日教わったことを踏まえて家でたくさん絵を描いてみようと思います^^
素敵な出会いに感謝した日でした。
また明日に続けます。